静岡県庁舎 東館

静岡県庁舎 東館

静岡県庁東館は、1970年5月(昭和45年)に完成したもので築後19年を経過し、打放しコンクリートの外装か経年劣化が激しく、ひび割れや鉄筋の錆化膨張による表面のコンクリートの剥離など外装機能が低下し、構造体に悪影響を及ぼす恐れが出て来たため、1988年7月(昭和63年)耐震補強及び外装改修工事を実施しました。設計は(株)日建設計、工事は清水建設により、打放しコンクリートの外装リニューアルには当社の打放しコンクリート若返りシステム(吉田工法)をご採用いただきました。
施工面積は21,656平方メートルで工事は1988年7月(昭和63年)より1989年2月(平成元年)で無事完了しました。
打放しコンクリート若返りシステム(吉田工法)による改修。21年経過後の現状劣化損傷の修復に留まらず、原設計の意匠性の復元を満たし、汚染防止、防水機能の付与による超耐久性を実現したものです。

打放しコンクリート若返りシステム(吉田工法)をご採用頂きましてから今年で21年経過しましたが、外装の打放しコンクリート表面には汚れの付着やひび割れなど、補修・改修を必要とする状況になく、打放しコンクリート若返りシステム工法の耐久性は今後も持続されることが期待されます。

静岡県庁舎 東館

美観が蘇り、高耐久性を付与、維持保全機能を持たせる打放しコンクリート若返りシステム(吉田工法)をご採用いただきました

劣化した打放しコンクリートから新築時のような重厚な表面を取り戻し、さらに躯体劣化の原因となる中性化やひび割れ、美観を著しく低下させる汚染物の付着やカビの発生などを抑えるリニューアル工法で、「打放しコンクリート 若返りシステム」(吉田工法)は特許技術です。

SEFシステム|打放し(打ち放し)コンクリート